〜さらなる発展を遂げる遺伝子検査室へ〜
当検査室は、病原体検査・耐性菌のゲノム疫学解析から、ゲノム医療・個別化医療、昨今では新型コロナウイルスの遺伝子検査のニーズに応じ、整備を進めてまいりました。新型コロナウイルスの感染拡大の際にはいち早く検査体制を院内で整備し、これまで3万件以上ものPCR検査を実施しました。
現在、HBV・HCV・HIV、PCP、耐性菌のゲノム解析、さらには進行性骨化性線維異形成症(Fibrodysplasia ossificans progressiva; FOP)に関連する遺伝子検査のほか、遺伝子診断に関する先進医療に取り組んでおります。このほか、院内のさまざまな診療科との共同研究、さらには企業との開発研究にも貢献しています。
今後は、これまでの知見や経験を生かし、次世代シーケンサー (NGS)を用いた遺伝子検査に対応できるよう尽力いたします。