埼玉医科大学病院 臨床検査医学 (中央検査部)

活動紹介

研究活動・イベント・活動報告

医学部・保健医療学部生への教育活動に、常に積極的に取り組みます。研究マインドの育成、基礎的実験技術の教育は、我々の重要なタスクです。研究の楽しさと魅力を伝え、基礎的実験技術を指導し、生涯学習のためのサポートに惜しみなく取り組みます!実験をしたい、学会発表がしたい、論文を書きたいという学生はもちろんのこと、試験対策や学習相談、研究の協力・支援のご相談など、なんでも歓迎・必ず協力いたします。いつでも、研究室にお越しください。
 そのほか、地域医療への貢献、多職種連携、職員教育支援等にも積極的に取り組みます。

  • 学生研究教育 (各学部の教務課にお問い合わせください)
    課外学習プログラム(医学部・保健医療学部)
     テーマ(通年)・・・新しい感染症診断法を開発しよう
    卒業研究 (保健医療学部)
     テーマ・・・遺伝子検査を基礎から学ぶ」
  • 中央検査部/臨床検査医学で実施する臨床研究はこちら・・・【研究業績
  • 中央検査部職員による学内外での様々な活動報告はこちら
  • 勉強会・セミナーの開催予告・開催報告はこちら
学生・大学院生 大募集!

唾液を用いた梅毒診断法開発・疫学調査に関する研究のご案内

梅毒は、Treponema pallidum(以下、T. pallidum)の感染によって引き起こされる性感染症(性病)です。感染経路は主に性行為で、国内では2012年以降患者数が急増し、2023年には年間1万人の新規患者が報告されています。性器の潰瘍や皮膚病変のほか、未治療の場合には不可逆的な神経・心・眼の合併症が発生するリスクがあります。また、妊娠中の梅毒感染は、流産や死産、胎児の奇形や障害を引き起こす可能性があります。

急増する梅毒に対応するためには、次の3つのポイントが重要です:

  1. 検査の啓発と患者の早期診断・治療
  2. 正しい性知識および性教育の普及
  3. サーベイランスを通じたリスク集団の同定・介入

 埼玉医科大学病院中央検査部では、唾液を用いた新しい梅毒診断法の開発と、病原菌であるT. pallidumの遺伝子型調査に取り組んでいます。これらの研究にご協力いただける施設を随時募集しております。唾液を用いた梅毒診断法の開発や疫学調査にご参加いただける研究施設の皆様、ぜひご一緒に取り組んでいただければと思います。
 
 梅毒の臨床研究に関する情報はこちら

シャーガス病 (Chagas disease) の検査に関するご案内

 Chagas病は、Trypanosoma cruzi 原虫( 以下T. cruzi )によって引き起こされる慢性感染症です。サシガメと呼ばれる吸血昆虫によって媒介されるため、主に中南米を中心に700万人が感染していると推定されています。感染後無症状に経過したのち、10-30年を経て、不整脈・心不全などの心合併症や、巨大結腸症や巨大食道症などの腸管合併症を引き起こします。
 埼玉医科大学病院中央検査部では、国内でのシャーガス病の検査・診断に携わり、そのノウハウを蓄積してまいりました。国内の医療機関からの検査依頼については、いつでも速やかに対応いたします。


♪シャーガス病の検査については こちら

お問い合わせはこちら

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