埼玉医科大学病院 臨床検査医学 (中央検査部)

勉強会・セミナーのご案内

第13回 ラボカンファレンスのご案内

 今回のカンファレンスのテーマは中央採血室の機能向上です!!!
 2024年12月に有志が集まり、総合医療センター 中央採血室 の見学会を行いました。今回は、その報告とともに、テクノメディカ株式会社学術部門より、RFIDについてご講演いただきます。

1)総合医療センター中央採血室 見学報告:総合医療センター中央採血室では、技師1人あたりの時間採血数20人(当院12月の平均は12.7人/時間)をこなし、患者待ち時間の短縮とともに、スムーズな診療環境を提供しています。当院は「なにができていないのか」、そして、当院では「なにを大切にし、何を刷新すべきなのか」、学ぶべきところが多くあります。中央検査部の窪田勝己 臨床検査技師が発表します。

2)検体管理におけるRFIDの活用事例のご紹介:テクノメディカ株式会社 営業本部開発営業推進課 大橋 重雄様をお招きし、RFIDについてのご講演をいただきます。当院は、安心・安全を提供する地域医療機関として、そして教育・研究を推進する特定機能病院としての機能を強化し、地域と世界に貢献する役割があります。中央検査部では、これらを底上げし、確実なものとするため、より一層強化した検体管理体制の整備が必要です。また、3バイオリソースセンターを中央検査部内に配置し、研究支援施設としての機能させるプロジェクトが開始されました。次世代の検査室に相応しい知識と技術、設備体制を積極的に取り入れ、先進的な検査室への発展を掲げ、具体的な取り組みを強化します。
検体管理、タイムスタンプという概念を理解する良い機会です。乞うご期待!

中央検査部・臨床検査部で開催している勉強会

  • Laboカンファレンス
 全病院・大学教職員を対象とし、「臨床検査」をキーワードとした任意の勉強会です。できる限りホットな話題となるようテーマを決め、外部講師の招聘も積極的に行います。
  • ラボ・テクスクール
 臨床検査技師および大学院生を対象とした任意の技術スクールです。テーマを限定せず、新しい検査技術もしくは基礎的な測定機器のノウハウなど、主にメーカーもしくは外部講師を招聘し、技術指導をお願いしております。

これまでの開催記録

Laboカンファレンス
  1. 1 (20225):「(1)新型コロナウイルスの検査に関する新たな展開, (2)ノロウイルス抗原検査の有効性の実態, (3)HbA1c の検査法変更に伴う特徴とデータ差異が起きる現象について」(部内講師)
  2. 2(20226):「(1)輸血テンプレートの確実な運用輸血副作用をみなおそう(埼玉県赤十字血液センター 松田充俊先生, (2)モデルナアーム・自衛隊大規模接種センターで得たワクチン副作用の知見(防衛省自衛隊 今井一男先生)
  3. 3(20228):「一歩先を行くメディカルスタッフ~安心・安全を求めたタスク・シフト/シェアのすすめ~」(亀田総合病院 大塚 喜人先生)
  4. 4(20232):「不妊治療の現状と倫理的問題点」(当院産婦人科 梶原先生)
  5. 5(20236) :「検査」をキーワードとした保険請求について (当院医務部職員のみなさま)
  6. 6(20236):「臨床検査分野における在宅医療とアメリカにおける臨床検査技師制度の関係」(神戸常磐大学 保健科学部臨床検査学科 学科長 坂本秀生 先生)
  7. 7(202310):「睡眠医療と検査」(すなおクリニック 院長, 早稲田大学 名誉教授 内田 直 先生)
  8. 8(202312):「治験」「臨床研究」についてはじめて講座 (当院治験CRCのみなさま)
  9. 第9回 (2024年2月):「病院経営の生き残りのための戦略」(高崎健康福祉大学 健康福祉学部医療情報学科 教授 木村 憲洋 先生)
  10. 第10回 (2024年5月):「救急カート配置薬の種類と適応使用について」(薬剤部 鈴木 善樹 先生、「輸液投与ルートおよび末梢静脈路確保」(看護部 伊集院 真奈美 先生)
    • 第11回 Laboカンファレンス:「Selective report を学ぶ」 :亀田総合病院 臨床検査部 直樹 先生、「グラム染色のAI判定」:株式会社GramEye 事業開発部 中島 真平 先生
    • 第12回 Laboカンファレンス:「心電図が好きになる!? みかた・考え方」かわぐち心臓呼吸器病院 臨床検査科 南雲涼太 先生

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